狭小住宅のデザイン性


狭小住宅のデザイン性

今多くの人に注目されている狭小住宅ですが、この「狭小住宅」という言葉自体はそう古いものではありません。
しかし建築界において最初に登場したのは1952年で、建築家・増沢洵さんの「最小限住居」のわずか9坪の家。

それから14年後の1966年には東孝光さんの「塔の家」、1976年には安藤忠雄さんの「住吉の長屋」が登場し、ここから今で言う狭小住宅が次々に登場するようになったのだそうです。

ここからも分かるとおり、狭小住宅は建築家によるデザイン住宅という一面も持っています。
ただ「土地代が安くなるから」という理由で人気があるわけではないのです。
見た目にセンスが良く、しかも機能性に優れているデザイン住宅は、勿論一般の新築一戸建てでも可能ですが、その為には一流建築家に依頼しなければならず、それだけ費用が多く掛かってしまいます。

しかし狭小住宅なら、もともとの土地代を安く抑えられるので、建築家に依頼するだけの費用を残すことができるわけです。

かつて「建築家がデザインしたデザイン住宅」というのはデザイン重視で機能性の面では非常に使いにくいものも多かったのですが、今では「機能美」が重視され、見た目にセンスよく、しかも使いやすい住宅が殆どになっています。